胃カメラ検査



厚生労働省の統計では、平成21年の死亡数・死亡率(人口10万対)を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物(がん)、第2位は心疾患、第3位は脳血管疾患となっています。

第1位の悪性新生物(がん)のうち、部位別死亡率をみると、「胃」は男性で第2位、女性では第3位となっています

悪性新生物の部位別死亡率ベスト3

男性 女性
順位 部位 死亡率
(人口10万対)
順位 部位 死亡率
(人口10万対)
1位 79.9 1位 大腸 30.5
2位 53.4 2位 28.8
3位 大腸 37.1 3位 26.7

胃がんは日本で死亡率第1位のがんでしたが、近年の生活様式の変化や医療技術の進歩により1960年代ごろから大幅な減少傾向にあります。しかし、依然として世界的にみても日本は胃がんの発生率が高い国であるといえます。
全てのがんに言える事ですが、早期発見・早期治療を心がける事が大事なのです。
胃がんの早期発見に最大の力を威力を発揮するのが「内視鏡(胃カメラ)検査」です。

胃内視鏡検査は食道、胃、十二指腸まで直接見ることが出来るため、異常が疑われる部位があれば、その場で組織検査をすることが出来るのが最大の利点です。組織検査は内視鏡を通して小さく組織片を傷みなく採取することが出来ます。定期的な検査を行うことで、小さな病変での発見から早期治療につなげることが出来ます。

当院では経口内視鏡のほか、経鼻内視鏡の検査も行っています

経口内視鏡では「オエッ」となることがありますが、これは舌の付け根の舌根という部分にスコープが触れることで起こる咽頭反射が原因です。
経鼻内視鏡では鼻から挿入したスコープは鼻腔を通って食道に入っていきます。スコープが舌根に触れることが無いので咽頭反射はほとんどありません。そのため吐き気をほとんど感じることなく検査を受けられます。

経口内視鏡と経鼻内視鏡のメリット・デメリット

  メリット デメリット
経口内視鏡

  • 病変の観察能力に優れている。
    経口内視鏡は、経鼻内視鏡と比較して、観察能力(視野角が広い、画像解像度など)に優れています。
    また、ポリープの切除など、治療・処置を必要とする場合は、経口内視鏡が適用されます。
  • 嘔吐反射がおこることがある。
経鼻内視鏡

  • 検査自体の負担が少ない
  • 嘔気反射が起きにくい
  • 鼻腔が狭い人は検査ができない・経口検査に比べて鼻腔への麻酔を十分にするので、検査自体は楽でも前処置にやや時間がかかり少々気持ちが悪い。
  • 検査後に軽度の鼻腔違和感がある
  • スコープ自体が柔らかくコシが弱いのでゆっくり挿入しなければならないため経口法より時間がかかる
  • 経口内視鏡と比べて画質が劣る

胃内視鏡検査で見つかる病気

食道 食道炎、食道がん、食道静脈がんなど
慢性胃炎、びらん、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、胃粘膜下腫瘍など
十二指腸 十二指腸潰瘍、十二指腸がんなど

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〔胃カメラ検査はご予約制となります〕